「流水不腐」の教えから学ぶ、筋力トレーニングの停滞打破と継続的な成長

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

古い中国の諺に「流水不腐」という言葉があります。これは、流れる水は腐らないという意味で、戦国時代の『呂氏春秋』に由来する教えです(https://ctext.org/lv-shi-chun-qiu)。

全文では「流水不腐、戸枢不蠹(流れる水は腐らず、門の蝶番は虫食われない)」とされ、常に動くものは腐敗しにくいという智慧を表しています。

この諺は、英語のことわざ「A rolling stone gathers no moss(転がる石に苔は生えない)」とも共通する普遍的なメッセージを持っています。

物理的な意味と科学的根拠

物理的に流れる水が腐りにくい理由は、酸素の供給と微生物の繁殖抑制にあります。

水が動き続けることで酸素が溶け込む事で嫌気性菌の増殖を防ぎ、この現象は科学的に裏付けられた事実です。

哲学的な教え:変化と動きの重要性

哲学的には、この諺は継続的な動きや変化の大切さを示唆しています。

停滞せずに学び続け、成長し続ける事で心や精神が錆びつかずに新しい視点や知識を得られるという教えです。

人生全般に当てはまる言葉ですが、特に筋力トレーニングに応用すると、この諺は非常に実践的な指針となります。

筋力トレーニングにおける「流水不腐」の適用

人間の体には**ホメオスタシス(恒常性維持機構)**が備わっており、基本的に変化を嫌います。

同じトレーニングを繰り返すだけでは体が刺激に適応し、筋肉の成長が停滞期(プラトー)を迎えてしまいます。

これは科学的研究でも確認されており、同じ負荷に慣れると筋肥大や筋力向上の効果が薄れることがわかっています(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37787845/)。

そこで重要なのが、**プログレッシブオーバーロード(漸進的過負荷)**です。

研究(例: Schoenfeld et al., 2010: https://journals.lww.com/nscajscr/fulltext/2010/10000/the_mechanisms_of_muscle_hypertrophy_and_their.40.aspx や Schoenfeld et al., 2017: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28834797/)では、重量、回数、セット数、休憩時間などを定期的に変化させることで、筋肥大と筋力向上が促進されることが示されています。

具体的な変化の例:

  • 重量や回数・セット数の増加
  • テンポや休憩時間の調整
  • 種目のバリエーション(例: ベンチプレスからインクラインベンチへ)
  • トレーニング頻度の変更

さらに、**ディロード(意図的な負荷軽減期間)**も有効な「新しいチャレンジ」です。

ディロードは疲労を回復し、次の成長を促す戦略として、ピリオダイゼーション研究で支持されています(https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10511399/)。

急激な変化は怪我のリスクを伴うため、計画的に取り入れましょう。

現状維持はなだらかな後退

いつも通りのメニューで満足できる効果が出ているなら、そのまま続けても問題ありません。

しかし停滞を感じたら、新しいチャレンジを試してみてください。

「いつも通りを変えられない人は、いつまで経ってもいつも通り」であり、「現状維持はなだらかな後退」です。

年齢やキャリアに関係なく、世界は変化し続けています。

「流水不腐」の教えのように動き続け、変化を恐れずに取り入れる事で筋肉だけでなく、心身全体が活力に満ち、新しい可能性が開けます。

筋トレを通じてこの古い智慧を実践し、持続的な成長を目指しましょうと言う話です。

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