ストレッチに過剰な期待は寄せない

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
かつては筋力トレーニング後の30~120分(いわゆるゴールデンタイム)に適切なタンパク質の補給をしないと筋肥大効果が薄れると常識のように浸透していた情報も、最近の研究ではそれほどの効果が無いと否定されています。
同様に「運動の前後には静的ストレッチ(スタティックストレッチ)を行う事は常識」だと認識している方が居られますが、それもまた情報としては古いと言わざるを得ません。
2019年の『Journal of Strength and Conditioning Research』に掲載された研究では、筋力トレーニングの直後に長時間のスタティックストレッチを行った場合、筋力回復や筋肥大のマーカー(例えば筋タンパク質合成)が抑制される傾向が見られたという報告があります、つまりは運動直後のストレッチは筋肥大にも筋力回復にもマイナスの影響を与える可能性があると言う事です。
更に2004年の『Medicine & Science in Sports & Exercise』に掲載された研究では、運動前に長時間(30秒以上)のスタティックストレッチを行った場合、筋力や爆発的なパワーが一時的に低下することが示され、この研究では最大筋力の低下が約5〜10%程度観察され、特にジャンプやスプリントのような瞬発力を必要とする動作で影響が顕著であったようです。
筋力が落ちると運動中の安定性や反応性が損なわれ、結果的に怪我のリスクが上がる可能性があると考えられます。
これはメカニズム的な観点からも説明する事が出来、スタティックストレッチは筋肉や腱を長く伸ばすことで柔軟性を高めますが、同時に筋紡錘(筋肉の伸びを感知するセンサー)の感度を一時的に下げてしまうんです。
これによって急な動きや負荷に対して筋肉が素早く反応しにくくなり、筋肉の保護機能が弱まることで怪我のリスクが上がる可能性が上がると言えます。
気持ちが良いから、関節可動域を高めたいからと言った理由でストレッチを行う事は何一つ問題は無いのですが、筋力トレーニングのような激しい運動を行う際のウォーミングアップやクールダウンは(消費カロリーの獲得も含めて)きつすぎない程度の有酸素運動を行うべきなのでしょう。
状況は日々変化するし、かつての常識は現在の非常識となり得ます、(観てないけど)「不適切にも程がある」って他人事ではありませんよと言う話です。
滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC
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