ダイエットに於ける「当たり前」

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
「痩せる為には食べましょう」や「しっかり食べてしっかり痩せましょう」というフレーズはよく耳にしますし、実際に私もこの言葉を愛用しています。
しかし誤解してはいけないのは「しっかり食べる」とは、食欲の赴くままに好きなものを好きなだけ食べるということでは決してありません。
ダイエットの鍵はバランスの取れた食事と適切なカロリー管理にあります。
何事もバランスが大切ですので極端な糖質制限ダイエットには賛同しかねますが、肥満の原因を考えると、特に日本人の多くは炭水化物の過剰摂取が問題となります。
お米や麺類、パン類が食卓の中心になりがちな私たちの食文化では、炭水化物の摂りすぎに陥りがちで、適切なPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)を意識すれば、まず見直すべきは炭水化物の量だと言えるでしょう。
一般的な食生活ではPFC比率をタンパク質20~25%、脂質20~30%、炭水化物45~60%程度に設定するのが推奨されます。
例えば1日2000kcalの摂取カロリーの場合はタンパク質100g(400kcal)、脂質50g(450kcal)、炭水化物225g(900kcal)を目安にするとバランスが整います。
適切な摂取カロリーは年齢、性別、活動量によって異なりますが、例えば30歳の女性(標準的な活動量)なら1日約1800~2000kcal、男性なら2200~2400kcalが目安となり、ダイエットではこれを200~500kcal程度減らすのが現実的と言えます。
カロリーを抑えつつ栄養を確保するにはタンパク質を豊富に含む鶏胸肉や魚、脂質はアボカドやナッツ、炭水化物は玄米やオートミールなど質の良い食材を選ぶのがポイントとなります。
そして忘れてはいけないのが「当たり前」の見直しで、寝る前にお酒とスナック菓子を楽しむのが「当たり前」の習慣になっている人も多いですが、ダイエットの観点から見るとこれは「非常識」な行為です。
高カロリーで栄養価の低いスナック菓子やアルコールは脂肪蓄積を促し、睡眠の質も下げる可能性があり、こうした「当たり前」は、実はダイエットの妨げなのです。
「寝る直前の晩酌は当たり前じゃないよ」と自分に言い聞かせ、夜の習慣を低カロリーなハーブティーや少量のナッツに変えてみるのもダイエットに於いて良い戦略と言えます。
ダイエットは我慢の連続では無く、適切なカロリーとPFCバランスを意識して日常の小さな習慣を見直す事で無理なく健康的に痩せることがきっと出来るはずです。
運動習慣の定着と共に、バランスの良い「しっかり食べる」を実践してみませんか?
そして「当たり前は決して当たり前では無い」と言う話です。
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