主動筋と拮抗筋
滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
運動において主動筋と拮抗筋、そして共同筋のそれぞれの役割を理解する事は効果的なトレーニングと怪我の予防にとって非常に重要です。
①主動筋
主動筋は特定の運動を行う際に主要な動きを担う筋肉で、この筋肉が収縮する事で関節が動き、特定の動作が実現されます。
②共同筋
共同筋はその名の通り主動筋と共同して働き、主動筋を補助しながら動作を安定させる役割を果たす筋肉です。
これによりよりスムーズで効率的な動きが実現されます。
また共同筋は主動筋が過度に疲労しないように分担する役割もあります。
③拮抗筋
拮抗筋はある特定の動作を行う際に、主動筋とは反対の作用を持つ筋肉のことを指し、拮抗筋は主動筋の収縮と協調しながら伸びる事で関節の動きを制御し、安定性を保つ役割を果たします。
拮抗筋の役割として
①関節の安定性
拮抗筋は主動筋が収縮して関節を動かす際に関節を安定させるために伸びます。これにより関節の過度な動きを防ぎ怪我のリスクを減少させます。
②動作の制御
拮抗筋は主動筋の動きを制御し、滑らかな動作を実現します。
たとえば上腕二頭筋の収縮によって肘を曲げる際に、上腕三頭筋が適切に伸びる事でスムーズな屈曲が可能になります。
③筋力バランスの維持
拮抗筋と主動筋のバランスが取れている事が全体的な筋力のバランスを維持する為にとても重要です。
一方の筋肉が強くなりすぎると拮抗筋の弱化や関節の不安定性を引き起こす可能性があります。
これらの筋肉の相互作用により複雑な動作がスムーズに行われます。
例えば腕を持ち上げる動作では上腕二頭筋(主動筋)が収縮して肘を曲げる一方で、上腕三頭筋(拮抗筋)が伸びて動作をサポートし、三角筋(共同筋)が動作を安定させる役割を果たします。
○○だけ鍛えたい、○○だけ引き締めたいと言う気持ちは理解出来るのですが、怪我の予防を含めトータルで考えると、やはり全身バランス良く満遍なく鍛えるべきなのですよと言う話です。
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