定期的な運動と適正体重の維持で健康寿命を延ばそう

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

人生100年時代を迎えた日本では、平均寿命の延伸とともに「健康寿命」をいかに長く保つかが重要な課題となっています。

健康寿命とは日常生活に制限なく過ごせる期間を指し、厚生労働省のデータによると平均寿命と健康寿命の差は男性で約9年、女性で約12年もあります。

この差を縮める鍵が定期的な運動習慣、特に筋力トレーニングと適正体重の維持です。

これらは単なる美容のためのものではなく、健康と長寿に対する「先行投資」と言えるでしょう。

運動不足の深刻な影響:死亡リスクを高める要因

運動不足は、生活習慣病の大きな引き金となります。

Lancetの2012年論文では身体不活動が世界の全死亡の約9%、日本では年間約5万人の関連死亡を引き起こすと推定されており、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などの発症リスクを大幅に高めます。

定期的な運動は、これらのリスクを低減させ、特に有酸素運動(ウォーキングなど)と筋力トレーニングを組み合わせる事で総死亡リスクを40%近く低下させる可能性が国内外の研究で示されています。

運動はスタイル維持を超え、健康寿命の延伸と介護期間の短縮に直結する不可欠な習慣です。

肥満と痩せすぎの両方がリスク:適正体重の重要性

体重管理も同様に重要で、厚生労働省の令和5年(2023年)国民健康・栄養調査によると、成人男性の肥満率(BMI25以上)は約31.5%、女性は約21.1%と依然として高い水準です。

一方で65歳以上の高齢者では低栄養傾向(BMI20以下)が男性12.2%、女性22.4%と、特に女性で深刻です。

高齢者では痩せすぎ(低BMI)が死亡リスクや要介護リスクを高めます。

早稲田大学などのコホート研究では高齢者の最適BMIは23.0〜24.9程度とされ、少しふっくらした体型が死亡リスクを最低に抑えることが明らかになっています。

痩せすぎはサルコペニア(筋肉量減少)を進行させ、転倒・骨折、フレイル(虚弱)状態を招きやすいのです。

フレイルの有病率は65歳以上で約10%前後とされ、早期介入が鍵となります。

筋力トレーニングの効果:エビデンスに基づく健康投資

**厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」**では、筋力トレーニングを週2〜3日推奨しています。

東北大学・早稲田大学などのメタ解析によると、週30〜60分の筋トレで総死亡リスク、心血管疾患、がんの発症リスクが10〜17%低下します。

やりすぎは逆効果の可能性もありますが、適度な実施で糖尿病リスクも低減します。

筋力トレーニングは筋肉維持だけでなく、骨密度向上、転倒予防、認知機能改善にも寄与します。

高齢者では自重トレーニング(スクワットや腕立てなど)から始めやすく、タンパク質摂取と組み合わせるのが理想です。

まとめ:今から始める先行投資で豊かな人生を

何にせよ定期的な運動習慣、特に筋力トレーニングを行いながら適正体重を維持することが、人生100年時代における大切な行動です。

運動は健康と美容に対する先行投資であり、将来の医療費削減やQOL(生活の質)向上につながります。

若い世代から始め、高齢期まで継続する事で健康寿命を最大限延ばせます。

まずは毎日少しのウォーキングと週2回の筋トレから、あなたの健康はあなた自身の投資次第です。

ぜひ今日から実践してみてくださいねと言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC 

無料体験随時受付中

(参考リンク: