本当の意味でのサステナブルな社会

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
現代の生活様式はデスクワークや長時間の座位が常態化し、運動不足が深刻な健康問題を引き起こしています。
長時間の同一姿勢や極端な不活動が血流不全を招きく事で肩こりや腰痛、自律神経の乱れによる頭痛や体調不良の原因となります。
これらは単なる不調にとどまらず、生活の質を大きく損なうと言えます。
日本糖尿病学会によると運動不足に起因する死亡者は年間5万人を超え、糖尿病による手足切断は1万人以上、失明は3,000人以上に上ると報告されています。
さらに運動不足は医療費に多大な負担をかけ、日本では年間約1兆円の医療費が運動不足関連疾患に費やされていると推定されています(厚生労働省, 2020)。
これらの問題は定期的な運動習慣によって予防・軽減が十分に可能です。
血流改善には整体やマッサージも対処療法としては有効なのでしょうが、根本的な解決には運動が不可欠なのです。
特に筋力トレーニングは筋肉量や骨密度の維持、代謝の向上、姿勢の改善に大きく寄与し、老化予防に効果的です。
筋力トレーニングは低負荷で無理の無いレベルで行えば初心者でも取り組みやすいですし、定期的な運動習慣は認知機能にも顕著な効果をもたらします。
2022年のメタ分析(JAMA Network Open)では筋力トレーニングが認知症リスクを約20%低減し、特に実行機能(計画力や判断力)や視空間機能を向上させることが示されました。
また2017年の研究(PMC)では、52週間の筋トレプログラムが脳の白質萎縮を抑制し、記憶力向上に寄与したと報告しています。
これは筋力トレーニングが脳血流を改善し、脳由来神経栄養因子(BDNF)を促進する事で神経保護効果を発揮するためと考えられます。
さらに2023年のレビュー(Alzheimer’s Research & Therapy)では筋力トレーニングを含む運動介入が軽度認知障害(MCI)患者の認知機能を短期間で改善し、長期的な認知症予防にコスト効率的であると報告されている。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では、18~64歳の成人に週150~300分の中強度有酸素運動と週2回以上の筋トレを推奨し、これにより心血管疾患、糖尿病、がんのリスクが低減し、医療費削減にも必ず繋がります。
医療費軽減という持続可能な社会の為にも、もちろん自分自身の心身の健康の為にも「筋力トレーニングは大人の嗜み」と捉え、出来る範囲から今日から始めましょうと言う話です。
滋賀県大津市月輪1丁目3−8 アル・プラザ瀬田 4F 女性専用フィットネスLBC
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