痛風の恐怖

　

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム　女性専用フィットネスLBCです。

尿酸値が基準値の7.0mg/dLより高くなった状態は「高尿酸血症」という立派な病気と言えます。

 尿酸値に限らず、血液検査の結果を良好に保つ為には、正しい食事と適度な運動習慣が必須な訳ですが、実は運動習慣は尿酸値を下げるものの、運動自体に尿酸値を下げる作用がある訳ではありません。

 運動により尿酸値が下がる理由は運動によって体重が減る事であって、体重を減らし内臓脂肪を減らすことが尿酸値を下げる事に繋がるのです。

 尿酸値は肥満と深い関係があり、太っている人は1年間で体重を3％落とすだけで、尿酸値が下がることが確認されています。 

 前置きが長くなりましたが、ダイエットの為には筋トレが重要であるのは言うまでも無い事なのですが、痛風の方が闇雲に筋トレを行うと痛風は逆に悪化します。

 筋トレで尿酸値が上昇する原因として

 ①尿酸の材料になるプリン体が筋肉を動かすATPというエネルギー源が使用されることでも生成される。 

 ②筋肉が破壊される事でも尿酸を生成される。 

 ③乳酸の蓄積により尿酸の排出を抑制させる作用が働く。 

 ④運動による脱水により尿酸の濃度が一時的に上昇し、結晶化しやすくなったり尿からの排出能力を低下させるなどがあります。

 以上の理由から、尿酸値の高い方が筋トレを行う際には

 ①尿酸値和下げる為に水分をしっかりと摂取する 

 ②乳酸の蓄積を抑える為に、インターバルを長くする。

 ③乳酸の作成を抑える為にクエン酸を摂取するなどが挙げられます。

 尿酸値が高い、痛風がある方が筋トレを行うと体内の「プリン体」が増えるため、避けた方が良いといった考えも理解はできるのですが、根本の原因は肥満ですので、痛風の人こそ理屈を理解しながら無理の無いトレーニングを行うべきだと思います。

 滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田４F 女性専用フィットネスLBC 

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