肩こり・腰痛を自分で改善!筋力トレーニングと正しい姿勢で健康な体へ

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
肩こりや腰痛は、現代人にとって身近な悩みと言え、「マッサージや整体に通ってもすぐに再発する」「肩が重くて仕事に集中できない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では肩こりや腰痛の主な原因の一つである運動不足や筋力不足に着目し、特に頭や腕の重さを支える筋肉の強化と正しい姿勢がもたらす効果についてエビデンスに基づいて解説、わかりやすく実践的な内容で、肩こりや腰痛を自分で改善する方法をご紹介します。
肩こり・腰痛の原因は運動不足や筋力不足?
肩こりや腰痛の原因は多岐にわたりますが、運動不足や筋力不足が大きな要因であることは科学的にも支持されています。
2020年の研究(Journal of Physical Therapy Science)によると、体幹や肩周りの筋力不足は姿勢の悪化を引き起こし、肩こりや腰痛を悪化させる可能性があるとされています。
特に頭の重さ(成人で約4~6kg)や腕の重さを支える僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋などの筋肉が弱いと首や肩に過度な負担がかかり、肩こりが生じやすくなります(Journal of Electromyography and Kinesiology, 2019)。
また長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による「ストレートネック(スマホ首)」は、現代人に増えている問題です。
しかし筋力不足だけが原因ではありません。
ストレス、睡眠不足、過労、骨格の歪み、椎間板ヘルニアなどの疾患も関与する場合があります。
そのため、肩こりや腰痛を改善するには原因を総合的に見極めることが重要です。
筋力トレーニングで体幹と肩周りを強化体幹や肩周りの筋肉を鍛える事は背骨の安定性を高め、正しい姿勢を維持するのに効果的です。
以下は、肩こりや腰痛の改善に役立つ初心者向けのトレーニングです。
自宅で簡単に始められるので、ぜひ試してみてください。
- プランク
- 効果:体幹全体を強化し、背骨の安定性を高め、腰痛や肩こりを軽減します。
- 方法:うつ伏せから肘とつま先で体を支え、背中をまっすぐに保ちます。30秒から1分を目安に、3セット行いましょう。
- ポイント:腰が反ったり下がったりしないよう、腹筋に力を入れてください。
- シュラッグ
- 効果:僧帽筋を強化し、頭や腕の重さを支える力を高め、肩こりを軽減します。
- 方法:肩幅に足を開き、両手に軽いダンベル(またはペットボトル)を持ち、肩をすくめるように上下させます。15回×3セットが目安です。
- ポイント:首を前に傾けず、肩だけを動かす意識を持ちましょう。
- バックエクステンション
- 効果:背中の筋肉を強化し、姿勢の崩れを防ぎます。
- 方法:うつ伏せで両手を頭の後ろに置き、胸を軽く持ち上げます。10回×3セット行いましょう。
- ポイント:首を過度に反らせないよう注意してください。
- スクワット
- 効果:下半身と体幹を同時に鍛え、腰への負担を軽減します。
- 方法:肩幅に足を開き、膝がつま先より前に出ないようにお尻を下げます。15回×3セットが目安です。
- ポイント:背中をまっすぐに保ち、膝に負担がかからないフォームを意識してください。
これらのトレーニングは週に2~3回、継続的に行うことで効果を発揮します。
ただし、誤ったフォームで行うと逆効果になる場合があるため、初心者はフィットネス動画やトレーナーの指導を参考にすることをおすすめします。
正しい姿勢がもたらす絶大な効果
正しい姿勢を保つ事は肩こりや腰痛、ストレートネック、O脚の改善に大きく寄与します。
2018年の研究(European Spine Journal)では姿勢矯正が首や肩の痛みを軽減し、身体機能を向上させることが示されています。
以下のポイントを意識して、日常生活で姿勢を整えましょう。
- 座るとき:背もたれに背中を軽くつけ、骨盤を立てて座ります。
- 立つとき:肩をリラックスさせ、頭が背骨の上にくるように意識してください。
- スマホを使うとき:画面を目の高さに持ち上げ、首を前に傾けないようにしましょう。
またストレッチも姿勢改善に効果的です。
例えば胸を開くストレッチ(両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せる)やハムストリングのストレッチは筋肉の緊張をほぐし、正しい姿勢をサポートします。
マッサージや整体の役割とは?
「マッサージや整体では完治しない」という意見もありますが、これらの施術は筋肉の緊張を一時的に和らげ、血流を改善する効果があります。
ただし根本的な原因である運動不足や筋力不足、姿勢の悪さを改善しない限り、症状が再発する可能性が高いです。
そのため、マッサージや整体は補助的な手段として活用し、筋力トレーニングや生活習慣の見直しを組み合わせることが重要です。
総合的なアプローチで健康な体を目指そう
肩こりや腰痛を自分で改善するには、以下のような総合的なアプローチが効果的です。
- 運動習慣の確立:週2~3回の筋力トレーニングとストレッチを取り入れましょう。
- 生活習慣の見直し:長時間のデスクワークでは、30分ごとに軽く体を動かす習慣をつけましょう。
- ストレス管理:ストレスは筋緊張を悪化させるため、リラックスする時間を確保してください。
- 専門家の相談:症状が重い場合や痛みが続く場合は、整形外科医や理学療法士に相談することをおすすめします。
まとめ
肩こりや腰痛は運動不足や頭・腕の重さを支える筋力不足が原因で起こることが多いですが、正しい筋力トレーニングと姿勢改善で自分で改善することが可能です。
特に体幹や肩周りの筋肉を鍛え、正しい姿勢を意識する事でストレートネックやO脚の改善にもつながります。
ただしすべての不調が運動だけで解決するわけではないため、ストレッチや生活習慣の見直し、必要に応じて専門家の助けを借りることが大切です。
今日から定期的な運動習慣を定着させ、健康な体を目指しませんか?と言う話です。
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