脂肪の種類を理解する

 

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

脂肪酸は炭素と水素で構成された鎖状の化合物で、体内でエネルギー源や細胞膜の構成要素、ホルモンの前駆体などとして重要な役割を果たします。

脂肪酸は大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類でき、その違いは化学構造と健康への影響にあります。

それぞれの脂肪酸の特徴と違いとして

①飽和脂肪酸

化学構造飽和脂肪酸は炭素鎖に二重結合が無く、すべての炭素原子が水素原子で飽和されています。

これにより脂肪分子は直線状になり、密に詰まりやすくなります。

物理的性質

室温で固体のことが多く、バターやラード、牛肉の脂肪などに多く含まれます。

主な食品

牛肉、豚肉、鶏肉、バター、クリーム、チーズ、ラード、パーム油、ココナッツ油など。

健康への影響

過剰摂取は、LDL(悪玉)コレステロールの増加を引き起こし、心血管疾患のリスクを高めることがあるとされています。

②不飽和脂肪酸

化学構造

不飽和脂肪酸は炭素鎖に一つ以上の二重結合を持っており、これによって脂肪分子は曲がりやすくなり密に詰まりにくくなります。

一価不飽和脂肪酸

一つの二重結合を持つ脂肪酸で、オレイン酸が代表的。

多価不飽和脂肪酸

二つ以上の二重結合を持つ脂肪酸で、オメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸が代表的。

物理的性質

室温で液体のことが多く、植物油や魚油などに多く含まれます。

主な食品 オリーブオイル、アボカド、ナッツ、種子、サーモン、マグロ、さば、ひまわり油、とうもろこし油など。

健康への影響

適度に摂取すると心臓の健康を保ち、LDLコレステロールを低下させてHDL(善玉)コレステロールを増加させる効果があると言われています。

一般的に飽和脂肪酸は健康に良くない油、不飽和脂肪酸は健康に良い油とされていますが、人工的に水素を付加して作られたトランス脂肪酸はトランス型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸の一種ですが、LDLコレステロールを増加させ、心血管疾患のリスクを大幅に高めると報告されているので、摂取は極力避けるべきだと言われています。

健康に良い油でも過剰摂取すれば必ず肥満に繋がりますし、飽和脂肪酸も過剰摂取しなければ必ずしも身体に悪影響のみを及ぼすものでもありません。

使用されている油の種類を理解し、バランスの良い食事を心がけましょうと言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC

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