脳梗塞、心筋梗塞と高血圧の相関関係

 

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

冬は血圧、特に高血圧の方に大きな影響を与えます。

急激に低下する気温や乾燥した空気は血管を収縮させ、血圧を上昇させる可能性があります。

また冬は日照時間の低下や厚着のため身体がビタミンDを十分に合成、吸収が出来ない為、骨の健康や血圧に影響を与えてしまいます。

そして高血圧と脳梗塞や心筋梗塞との間には密接な相関があります。

高血圧は血管の内壁にかかる圧力が高くなる状態で、これが血管の損傷や硬化を引き起こす原因となり、この為に高血圧は脳梗塞や心筋梗塞の主要なリスクファクターとされています。

脳梗塞は脳の一部に血流が滞り、脳細胞が酸素不足になることで発生し、高血圧は脳の血管を損傷しやすくし、血液の流れを妨げることで脳梗塞のリスクを高めます。

心筋梗塞は心臓の筋肉流れる血流が滞り、心臓の細胞が酸素不足になることで発生し、高血圧は心臓の血管を損傷しやすくなり、心筋梗塞のリスクを高めます。

このように突然襲い掛かってくる脳梗塞や心筋梗塞のリスクを下げるには血圧のコントロールが不可欠であり、運動を行う事によって血圧を下げる効果が期待されます。

それは以下の効果が考えられるからです。

①血管刺激による血流上昇

②運動をすることによって交感神経は刺激され、一時的に血圧は上昇しますが、これを一定期間以上続ける事によって、平常時に交感神経は抑制されけ血圧の低下に繋がります。

③運動を行う事により、血液成分が良好に保たれる(HDLコレステロールの増加、LDLコレステロールの低下等)。

④筋ポンプ作用で血流が良くなる。

⑤運動を行う事で、毛細血管の面積が広がり、それによっての総血管抵抗の低下

⑥運動の継続による血管自体の強化

⑦筋のポンプ作用によるインスリン無しでの血糖の筋肉への取り込み量の増加

一般的に高血圧の人に対する運動処方は持久的運動を多く行うのがセオリーですが、耐糖能(血糖値を正常に保つ能力)を高めるには無理の無い範囲での筋力トレーニングも必要です。

年間5万人以上が運動不足で亡くなっていると言う事実を踏まえると、健康長寿の秘訣は継続的な運動習慣にあると言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC

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