花粉症対策としての筋力トレーニング

 滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

春は新しい季節の始まりを感じさせる一方で、花粉症に悩む人にとってはつらい時期でもあります。

鼻水や鼻づまり、倦怠感で運動を控えたくなる気持ちも理解は出来ますが、実は筋力トレーニングは花粉症の症状緩和に役立つ可能性が十分にあるのです。

花粉症は花粉に対する過剰な免疫反応が原因で起こるアレルギー疾患で、近年この免疫のバランスを整える手段として筋力トレーニングが注目されおり、その理由は以下の通りです。

①サイトカインの分泌による免疫系の調整

「Journal of Immunology」に掲載された研究によれば、適度な筋力トレーニングは抗炎症作用を持つサイトカインの分泌を促し、体内で起こる炎症を抑制する効果があるとされています。

花粉症による鼻や喉の炎症が軽減されれば、日常生活や運動時の快適さが向上する可能性があります。

もちろん筋力トレーニングが花粉症を完治させる訳ではありませんが、免疫系の過剰反応を抑える一助となるのならば日常生活に取り入れる価値は十分にあるでしょう。

②呼吸筋の強化がもたらすメリット

花粉症の代表的な症状である鼻づまりは呼吸を浅くし日常生活の息苦しさを増すことが有ります。

ここで役立つのが呼吸に関わる筋肉を鍛えるトレーニングです。

胸郭や横隔膜周りの筋力を強化するチンニングやデッドリフト、ベンチプレスなどのエクササイズは肺の拡張を助け、深い呼吸を可能にします。

「Respiratory Medicine」の研究では、呼吸筋の強化がアレルギーによる呼吸困難を軽減する効果が示唆されており、花粉症シーズンの有酸素運動や筋力トレーニングのパフォーマンス維持、向上にも繋がります。

屋外運動が難しい春の季節だからこそ呼吸筋を意識したトレーニングは室内であるトレーニングジムを有効活用するべきなのです。

③ストレス軽減と花粉症の関係

意外と知られていないのですが、ストレスは花粉症の症状を悪化させる要因の一つなのです。

精神的な負担が免疫系に影響を及ぼし、アレルギー反応を強めることが有る一方、筋力トレーニングはストレス解消に有効な手段として広く認められている。

「Psychoneuroendocrinology」の研究によれば、運動はストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げ、気分を安定させるエンドルフィンを増加させます。

この効果が花粉症による不快感を間接的に和らげる可能性が示唆されています。

筋力トレーニングは冬の冷え性対策でもあり、春の花粉症対策でもあると言えるので、より良く生きて行くためには1年を通して行うべき年中行事ですよと言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC

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