認知症予防と健康寿命の向上

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

厚生労働省の推計(2022-2023年度調査)によると、2040年には65歳以上の6~7人に1人が認知症になると推計されています。

この予測は高齢化社会における健康課題の深刻さを浮き彫りにしていますが、認知症の早期発見を可能にする新技術や発症リスクを下げる生活習慣が注目されており、私たちには希望があります。

特に高齢者こそ運動が健康寿命の向上に必須であるという科学的根拠が、ますます明確になっています。

以下の文では認知症予防の具体策と、運動を中心とした健康づくりの重要性について皆さんにご紹介します。

まず認知症の予防策として、以下の4つの習慣が推奨されており、それは

① 週3回以上の運動習慣

② 野菜・果物・魚を中心とした食事

③ 週2回以上の読書や楽器演奏などの知的活動

④ 週1回以上の家族や友人との交流

となっています。

これらの習慣は科学的エビデンスに基づいており、脳の健康を支える効果が期待されています。

たとえば運動は脳血流を改善し、神経保護作用を促すことで認知機能を維持します(Lancet Neurology, 2017)。

また魚に含まれるオメガ3脂肪酸は抗炎症作用を持ち、認知症リスクを低減する可能性が示されています(Journal of Alzheimer’s Disease, 2016)。

知的活動や社会交流も認知予備力を高め、精神的健康を保つことでリスクを軽減します(Neurology, 2019)。

中でも運動は高齢者の健康寿命を延ばす大きな鍵です。

週3回以上の適度な運動は心肺機能を高めるだけでなく、筋力やバランス感覚を維持し、転倒リスクを減らします。

これは認知症だけでなく、要介護状態を防ぐためにも重要です。

国立長寿医療研究センターの研究(2020)によると、定期的な運動を行う高齢者は運動習慣のない人に比べ、認知機能の低下が遅い事が確認されています。

まさに「高齢者こそ運動が必須」と言えるでしょう。

ウォーキング、ストレッチ、適度な筋力トレーニングなど、個々の体力に合わせた運動で十分な効果が得られます。

さらに物事を始めるのに遅すぎることは無く、たとえ70歳や80歳を過ぎても、新たな運動習慣を始めることで脳と体の健康は向上します。

しかし「転ばぬ先の杖」とも言い、早いうちから運動を習慣化すればその効果はより大きく、そして持続的です。

たとえば週3回のウォーキングを50代から始めた人は、70代での認知機能低下リスクが有意に低い(Journal of the American Geriatrics Society, 2018)事が示すように、始めるのに早すぎることはないのです。

ではどのように運動を始めるのが良いでしょうか?それはトレーニングジムなどの運動施設です。

ジムではトレーナーが一人ひとりの体力や健康状態に合わせた「正しい運動」を指導してくれます。

これによりケガのリスクを抑えつつ、効果的な運動が可能です。

またジムは社会交流の場でもあり、仲間と一緒に汗を流したり、会話を楽しんだりする事で週1回以上の交流が自然と実現します。

社会交流は孤立感を減らし、認知症リスクを下げる重要な要素(Social Science & Medicine, 2020)で、ジムに通う事は運動と交流の両方を効率的に取り入れる事ができるのです。

認知症の早期発見技術も進化しています。

AIを活用した診断ツールや血液検査によるバイオマーカー検出は、発症前のリスク評価を可能にしつつあります(Nature Reviews Neurology, 2023)。

これらの技術と運動や生活習慣の改善を組み合わせる事で、認知症の予防と健康寿命の向上が期待できます。

結論

認知症予防と健康寿命の向上は私たちの手で築く事が出来ます。

運動を始めバランスの良い食事を心がけ、知的活動や人とのつながりを大切にする、これらの小さな一歩が、未来の自分を守ります。

トレーニングジムに足を運び、仲間と共に新たな一歩を踏み出してみませんか?

今この瞬間が健やかな未来への第一歩なのだと言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アル・プラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC

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