過ぎたるは及ばざるが如し

 

滋賀県大津市勢田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

「心理的限界」と「物理的な身体的限界」は初心者程かけ離れているので一概に言える話でも無いのでしょうが、それでも「オーバートレーニング」や「オーバーワーク」を避ける為にはトレーニングを追い込み過ぎるのは個人的には反対です。

「オーバーワークを繰り返せば筋肥大する」と言うのは筋肥大のメカニズムを考えると誤りであり、むしろ逆効果になる可能性が高く、その理由は以下の通りです。

①オーバーワークの定義

オーバーワークとは筋肉や神経系など身体が回復しきる前に過度なトレーニングを繰り返し、疲労が蓄積した状態を指します。

これにより筋力低下、パフォーマンスの低下、さらにはケガやオーバートレーニング症候群を引き起こすリスクがあります。

②筋肥大の条件

筋肥大には以下の要素が必要です

a 筋タンパク質合成(MPS)の増加

トレーニングで筋線維に刺激を与え、タンパク質合成を促す。

b 筋タンパク質分解(MPB)の抑制

合成が分解を上回る状態を維持。

c 回復

筋肉が修復、成長する時間を確保。

オーバーワークを繰り返すと、これらの条件が崩れます。

③オーバーワークが筋肥大を妨げる理由

a 筋タンパク質分解の増加

過度なトレーニングは筋肉に強いストレスを与え、MPB(分解)がMPS(合成)を上回る状態を引き起こし、特にカロリー不足や休息不足が重なると筋肉がエネルギー源として分解され、筋肥大が起こりにくくなります。

b回復不足

筋肥大は、トレーニング後の回復期に起こります。筋サテライト細胞が活性化し筋線維に新しい核を供給したり、タンパク質が蓄積したりするプロセスには時間が必要です(通常48〜72時間程度)。

オーバーワークで回復が追いつかないと、筋肉は成長するどころか疲弊し、サイズや強度が停滞・低下します。

cホルモンバランスの悪化

過度なトレーニングはコルチゾール(ストレスホルモン)を過剰に分泌させ、コルチゾールは筋分解を促進し、テストステロンや成長ホルモン(筋合成を助けるホルモン)の効果を弱めます。

d筋サテライト細胞の枯渇

過剰な負荷を繰り返すと筋サテライト細胞が疲弊し、活性化や増殖の効率が落ちる可能性があります。

これにより、長期的な筋肥大が制限されます。

④適切な負荷とオーバーワークの違い

a適切な負荷(Progressive Overload)

筋肉に徐々に強い刺激を与えつつ、回復を確保する。例えば、重量や回数を少しずつ増やし、筋群ごとに週2〜3回のトレーニング。

bオーバーワーク

回復時間を無視して高頻度・高強度のトレーニングを繰り返す。

例えば、毎日同じ筋群を限界まで追い込む。

適切な負荷は筋肥大を促しますが、オーバーワークは筋肉を「壊すだけ」で終わってしまいます。

結論として「オーバーワークを繰り返せば筋肥大する」というのは間違いで、筋肥大には適切な刺激+十分な栄養+回復のバランスが不可欠です。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しだと言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アル・プラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC  

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