「姿勢が悪いから痛い」はもう古い|2025年最新エビデンスが教える、本当の関節痛・老化の原因と確実な予防法

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
私たちは立っているだけ、座っているだけでも、体幹を中心とした抗重力筋が絶えず重力に抵抗しています。
実は「何もしていない」と思っている時間にも、全身の筋肉は静かに働いているのです。
しかし長期間の不活動(病気・ケガ・デスクワーク中心の生活・加齢など)によって筋力が低下すると、以下のような悪循環が静かに始まります。
- 筋肉・筋膜が硬くなり、関節への負担が増える
- 関節が少しずつ変形し始める
- 変形をかばう動きが全身の歪みを生む
- 歪みがさらに姿勢を崩し、負の連鎖が加速する
この流れは、整形外科の現場で毎日見られる「老化の典型パターン」です。
「姿勢が悪いから痛い」は本当か?
かつては「猫背=腰痛の原因」「ストレートネック=肩こりの原因」と考えられていました。
しかし、2018年のLancetの大規模研究以降、姿勢と痛みの関連は思ったほど強くないことが次々と証明されています(もちろん姿勢は悪いよりも良い方が絶対に健全ですが)。
- 猫背でも腰痛がない人はたくさんいる(Lancet 2018)
- 逆に姿勢が良くても、動かない人は痛みが出やすい(British Journal of Sports Medicine 2023 メタ解析)
現在の医学が最も重視しているのは「不活動(sedentary behavior)」です。
WHOも2020年以降のガイドラインで「座りすぎは健康に有害」と明言し、筋力トレーニングを強く推奨しています(WHO 2020 身体活動ガイドライン)。
画像に異常があっても筋トレは「治療」です
「椎間板ヘルニア」「腰椎分離症」「変形性関節症」と診断されると、「もう重いものは持てない…」と諦める方が多いですが、2025年現在の見解は全く違います。
- 軽度〜中等度の椎間板ヘルニア:保存療法+筋力トレーニングで78〜89%が日常生活に支障なしまで回復(North American Spine Society 2023)
- 腰椎分離症(治癒後):体幹トレーニングが再発予防に最も有効(日本整形外科学会 腰椎分離症診療ガイドライン2024)
- 変形性膝関節症:筋トレ群は手術リスクが40%低下(Osteoarthritis and Cartilage 2024)
実際、多くの人が「バックエクステンション」「リバースバックエクステンション」から始め、RDL→デッドリフトまで復帰しています。
残る軽い違和感はあっても、「動かさない方が確実に悪化する」ことが経験的・科学的にも明らかです。
結論:2025年の正しい答え
姿勢改善も大切ですが、それ以上に大切なのは「動かすこと」 と 「それを支える筋力を維持すること」 です。
今日から始められる簡単な第一歩:
- バックエクステンション(自重10〜20回×3セット)
- リバースバックエクステンション
- バードドッグ、デッドバグなどの体幹トレーニング
これらを週2〜3回続けるだけで、10年後のあなたの体は劇的に変わります。
「歳だから仕方ない」を手放して、「歳を重ねても動ける体」を一緒に作りませんか?と言う話です。
滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC
無料体験随時受付中
参考文献・ガイドライン(一部)
- Lancet 2018 - Posture and Pain
- WHO 2020 身体活動・座位行動ガイドライン
- 日本整形外科学会 腰椎分離症ガイドライン2024
- North American Spine Society - Cervical Disc Herniation 2023
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