脂肪肝の原因と効果的な改善方法と筋力トレーニングの役割

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
脂肪肝は現代の生活習慣病として注目を集めている疾患で、肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積する状態を指し、無症状の場合が多いものの進行すると深刻な合併症を引き起こす可能性があります。
この記事では脂肪肝のメカニズムから食事制限に加えて推奨される筋力トレーニングの効果について、最新の研究エビデンスを基に詳しくお伝えします。
特に筋肉から分泌される「マイオカイン」の役割に焦点を当て、内臓脂肪やインスリン抵抗性との関連も解説します。
健康的な生活を目指す方々のお役に立てれば幸いです。
脂肪肝とは? 基本的な定義と原因
脂肪肝とは肝臓の細胞に中性脂肪が異常に溜まった状態を指します。
肝臓は本来エネルギー源として脂肪を合成し、肝細胞内に貯蔵します。
しかし摂取するエネルギーが消費量を上回る状態が続くと、脂肪が過剰に蓄積してしまいます。
一般的には、全肝細胞の30%以上が脂肪化している場合に脂肪肝と診断されます。
この蓄積の主な原因は、過食や運動不足によるカロリー過多です。
また内臓脂肪の増加が肝臓への脂肪流入を促進し、脂肪肝を悪化させる要因となります。
内臓脂肪が増加する事で遊離脂肪酸が肝臓に直接流入しやすくなり、これがインスリン抵抗性を引き起こす悪循環を生み出します。
研究では内臓脂肪量や肝脂肪量がインスリン抵抗性と強く相関していることが示されており、特に肝脂肪蓄積が肝臓のインスリン抵抗性を直接的に悪化させるメカニズムが確認されています(https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4038351/、https://www.gastrojournal.org/article/S0016-5085(07)00925-0/pdf)。
脂肪肝はアルコール性と非アルコール性に分けられますが、特に非アルコール性脂肪肝(NAFLD/MAFLD)は、生活習慣の乱れが背景にあり、メタボリックシンドロームのリスクを高めます。
脂肪肝のリスクと症状|進行を防ぐ重要性
脂肪肝の多くは無症状ですが、進行すると非アルコール性脂肪肝炎(NASH)へと移行し、肝硬変や肝がんなどの重篤な合併症を招くことがあります。
内臓脂肪の増加が同時に起こりやすい為に糖尿病や高血圧、心血管疾患の危険性も上昇します。
インスリン抵抗性は、このプロセスの鍵となります。
肝脂肪の蓄積が肝細胞内の脂質代謝を乱し、インスリンの効きを悪くするメカニズムが複数の研究で確認されています。
これにより全身の糖代謝が乱れ、メタボリックシンドロームが進行しやすくなります(https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4038351/)。
早期発見と生活習慣の改善が、こうしたリスクを軽減する鍵です。
脂肪肝改善のための生活習慣|食事と運動のバランス
脂肪肝の治療では、食事制限が基本となります。
カロリー摂取を抑え、糖質や脂質の過剰を避けることが重要です。
しかし食事だけでは不十分な場合が多く、運動の併用が推奨されています。
特に筋力トレーニングは、肝機能の向上に効果的であるとされています。
有酸素運動(例: ウォーキング)と組み合わせる事で脂肪燃焼が促進され、体重減少を伴わなくても肝脂肪が減少する事例が報告されています(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22414768/)。
週に2〜3回の筋力トレーニングを習慣づける事で基礎代謝が向上し、内臓脂肪の減少につながります。
複数のメタアナリシスで、抵抗運動(筋トレ)が肝脂肪減少に有効であることが示されています(https://www.nature.com/articles/s41598-024-51470-4、https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1590865822008611)。
筋力トレーニングの効果|マイオカインの役割とは
筋力トレーニングは単に筋肉を増やすだけでなく、筋肉から分泌される生理活性物質「マイオカイン」を活性化させる点で注目されています。
マイオカインは筋収縮によって分泌され、肝臓に届くことで脂質代謝を促進する働きがあると研究で示唆されています。
例えばIL-6やFGF-21、イリシンなどのマイオカインが肝臓の脂肪分解を助け、炎症や線維化を抑制する効果が期待されます(https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11591161/、https://www.mdpi.com/2072-6643/15/7/1729)。
最近の研究ではレジスタンス運動(筋力トレーニング)単独でも、脂肪肝の改善が観察されており、マイオカインの分泌がそのメカニズムの一翼を担っていると考えられています(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21708823/、https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23504926/)。
抵抗運動が肝脂肪を減少させる効果は体重変化を伴わない場合でも確認されており、マイオカインによる肝臓への直接的な影響が関与している可能性が高いです。
ただしこの効果は複合的であり、インスリン抵抗性の改善や抗炎症作用も重要です。
ハードなトレーニングでなくても、日常的に取り入れやすいトレーニングでマイオカインの上昇が確認された事例もあります。
内臓脂肪の増加がインスリン抵抗性を高める一方で、筋力トレーニングはこれを逆転させる可能性を秘めています。
マイオカインが肝臓の脂肪をエネルギーに変換するプロセスをサポートし、全体的な代謝改善に寄与します(https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7353393/)。
まとめ|脂肪肝改善に向けた実践的なアドバイス
脂肪肝は、生活習慣の見直しで改善可能です。
食事制限に加え、筋力トレーニングを積極的に取り入れ、マイオカインの分泌を促すことが効果的です。
研究エビデンスからも、こうしたアプローチが肝機能の向上と内臓脂肪の減少に役立つことが裏付けられています(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21708823/、https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23504926/)。
まずは週2回の軽いトレーニングから始め、少しづつでも継続してください。
健康的な体を目指し、今から一歩を踏み出しましょうと言う話です。
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