筋紡錘とゴルジ腱器官
滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
例えばふくらはぎの筋肉は過剰に伸ばされたり収縮したりすると、過度の筋ストレスによって怪我をしてしまいます。
これを防ぐ為のセンサーが身体には備わっており、伸びすぎを防ぐセンサーが筋紡錘、縮み過ぎを防ぐのがゴルジ腱器官と言います。
筋紡錘の働き
筋紡錘は筋肉の内部に存在する感覚受容器で、筋肉の長さやその変化速度を感知します。
筋紡錘の主な役割は筋肉が急に伸びたりする時、その変化を素早く感知し脊髄に信号を送ることです。
これにより脊髄からの反射的な応答として筋肉が収縮し筋肉の過度な伸展を防ぎ、この反射は「伸張反射」と呼ばれ、筋肉や関節を保護する重要な役割を果たします。
ゴルジ腱器官は筋肉が骨に付着する腱の中に存在し、筋肉の張力を感知する役割を持っています。
ゴルジ腱器官は筋肉の収縮に伴う腱の張力を監視し、その張力が過度になった場合に筋肉の収縮を抑制する信号を脊髄に送ります。
これにより筋肉や腱が過度な負荷によって損傷するのを防ぎます。
これらのメカニズムは筋肉と腱が適切に機能する為に必要なバランスを維持する重要な役割を果たしています。
筋紡錘と腱紡錘が協調して働く事で、身体の動きをスムーズかつ安全に行うことが可能となります。
日常生活やスポーツ活動においてこれらのメカニズムがそれぞれ異なる感覚情報を脳や脊髄に伝える事で、筋肉と骨の健全な連携を支えます。
そして運動不足によって筋の不活動が続くと、筋紡錘やゴルジ腱器官感度や協調性は低下し、以前は何気なく行えた作業でも転倒や肉離れなどの怪我に繋がる可能性が有ります。
定期的な運動習慣は筋紡錘やゴルジ腱器官の感度を維持し、筋肉と神経系の健全な機能を保つために重要で、怪我の予防に直結すると言う話です。
滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC
無料体験随時受付中