褐色脂肪細胞
滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
脂肪細胞には2種類が存在し、中性脂肪を蓄えて膨らむ「白色脂肪細胞」と脂肪を燃焼させて熱に変える特殊な能力を持つ「褐色脂肪細胞」に分類出来ます。
白色脂肪細胞の働きとして
①エネルギーの貯蔵
白色脂肪細胞は主にエネルギーを脂肪として貯蔵する役割を果たし、身体がエネルギー不足になると貯蔵された脂肪が分解され、エネルギーとして利用されます。
②ホルモンの分泌
レプチンやアディポネクチンなどの食欲や代謝を調節するホルモンを分泌します。
③断熱材としての働き
体温維持のための断熱材として働き、内臓や器官を保護する役割もあります。
褐色脂肪細胞の働きとして
①熱産生
褐色脂肪細胞の主な役割は熱を産生することです。
褐色脂肪細胞にはミトコンドリアが豊富に含まれており、UCP1(ユニカップルプロテイン1)によって脂肪酸を燃焼して熱を生成し、これにより体温を維持します。
②エネルギー消費
エネルギーを脂肪として貯蔵するのではなく熱として消費する為、基礎代謝率を高める役割を持っています。
③寒冷環境への適応
寒冷環境下で特に活性化され、体温調節に重要な役割を果たす 等が挙げられます。
そして以前までは褐色脂肪細胞は主に新生児や乳児に多く存在し、成長するにつれて減少すると考えられていましたが、近年の研究により大人にも褐色脂肪細胞が存在し代謝に重要な役割を果たしていることがわかってきました。
エネルギー消費を増加させて肥満予防や代謝の改善に寄与する褐色脂肪細胞の活性化はダイエットに対する一つのアプローチとなり得ます。
褐色脂肪細胞の活性化のポイントとして
①運動
特に有酸素運動は褐色脂肪細胞の熱産生能力を高めることが研究によりわかっています。
②寒冷刺激
寒冷環境での活動や冷水シャワーは褐色脂肪細胞の活性を促進すると言われています。
③食事
カプサイシン(唐辛子に含まれる成分)などの一部の食物成分が褐色脂肪細胞の活性化を助けます。
褐色脂肪細胞は体温調節とエネルギー代謝において重要な役割を果たしていますので、同じ運動量でも気温が低下する冬の方が脂肪燃焼効率が向上する事が研究にや実験により示唆されています。
脂肪燃焼効率の良い冬こそ運動を始める季節なんじゃないですか?と言う話です。
滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC
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