高血糖を放置するリスク
滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
高血糖とは血液中に含まれるブドウ糖(血糖)の量を示す「血糖値」が基準値よりも高い状態の事を意味します。
高血糖が持続する病気を糖尿病と呼び、高血糖の状態が長く続くと糖尿病だけでなく失明や腎不全、心筋梗塞、認知症などさまざまな合併症の原因となり得ます。
高血糖状態の主な症状として
①頻尿
頻繁にトイレに行く必要がある
②口渇
口が非常に乾いている
③疲労感
体が疲れやすく、力が入らない
④視力の低下
視力がぼやけたり、視野が変わったりする
⑤皮膚のトラブル
皮膚が乾燥したり、感染しやすくなる
⑥回復が遅い
怪我や病気からの回復が遅くなる
などが挙げられます。
これらの高血糖の状態を何の処置もせずに放置し続けると深刻な健康リスクが発生する可能性があり、それらは以下の通りです。
①神経障害
高血糖は神経を損傷し、糖尿病性神経障害を引き起こします。
これにより手足の痛みやしびれ、感覚の喪失が生じる事があり、さらに消化器系や心臓の神経にも影響を与え、様々な身体機能の不調を引き起こすことがあります。
② 腎臓障害
腎臓は血液中の老廃物をろ過する役割を果たしていますが、高血糖は腎臓の細かい血管にダメージを与えて腎機能を低下させます。
糖尿病性腎症が進行すると最終的に腎不全に至り、透析や腎移植が必要になることがあります。
③眼疾患
高血糖は網膜の血管を損傷し、糖尿病性網膜症を引き起こす可能性があります。
これにより視力が低下し、最終的には白内障や緑内障のリスクも増加し、失明するリスクすらあります。
④心血管疾患
高血糖は動脈硬化を促進し心臓病や脳卒中のリスクを高めます。
高血糖状態が続くと血管の内壁に炎症を引き起こし、これがプラークの形成を促し血流を妨げる原因となります。
⑤足の問題
高血糖は血流を悪化させ、足の傷や感染が治りにくくなります。
さらに神経障害によって感覚が鈍くなり、傷に気づかないこともあります。
これが進行すると、最悪の場合壊疽(えそ)や足の切断に至ることもあります。
⑥皮膚の感染症
高血糖は免疫機能を低下させるため、皮膚の感染症にかかりやすくなります。
細菌や真菌による感染症が発生しやすく、治療が難しくなることがあります。
⑦歯と歯茎の問題
高血糖は歯周病や感染症のリスクを高め、歯を失う原因となります。
⑧精神的な影響
高血糖は疲労感や集中力の低下、さらにはうつ病のリスクを高めることがあり、これにより生活の質が大きく低下することがあります。
更に糖尿病の人はそうでない人に比べて男性で2倍、女性で3倍も心筋梗塞の発生頻度が高く、死亡率も1・5~3倍ほど高くなるという報告もあるほど、糖尿病は心臓疾患の重大なリスク因子です。
また高血糖による動脈硬化とは関係なく、糖尿病そのものが要因になる「糖尿病性心筋症」と呼ばれる心臓疾患も見られます。
冠動脈の状態がそれほど悪くなくても、心臓の筋肉がどんどん傷んで心機能が低下する病気です。
糖尿病で血管が傷んでいると全体的に血流が乏しい状態になり、心臓の能力は活動量の低下によって衰えていき、突然死の原因となる心不全の発症に繋がってしまうのです。
但し、血糖コントロールが良好な場合は、そのリスクは上がらないと言われています。
糖尿病やメタボリックシンドロームの予防や改善には、食事制限も大事なのですが、一番はやはり筋力トレーニングです。
プラスアルファで有酸素運動も加えると最高ですね。
日常のたゆまぬ運動習慣はQOL(生活の質)の維持向上の為の「転ばぬ先の杖」だと言う話です。
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