マイオカインとオステオカイン

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

最新の研究では運動が単なる体力向上や体重管理を超えて、全身の健康に深く関与する生理学的メカニズムが注目されています。

特に筋肉や骨が分泌する生理活性物質が代謝や脳機能、さらには骨格系の維持に重要な役割を果たしていることが明らかになってきました。

これらの物質、すなわちマイオカインとオステオカインは運動を通じてその効果を発揮し、健康寿命の延伸に寄与する可能性が示唆されています。

マイオカインとオステオカインの特性とその機能、そして運動がこれらの物質を介して全身に及ぼす影響については以下の通りです。

マイオカイン

マイオカイン(Myokine)とは骨格筋が運動や収縮によって分泌する生理活性物質の総称で、筋肉は単なる運動器官にとどまらず、内分泌器官としての機能を持ち、マイオカインを通じて全身に多様なシグナルを伝達します。

運動によって筋肉から分泌されるこれらの物質は、脂肪の代謝を促進し、炎症を抑制し、さらに脳や他の臓器に有益な影響を及ぼします。

代表的なマイオカインには以下が挙げられます

①IL-6(インターロイキン-6)

運動時に分泌され、エネルギー代謝の調整や炎症の制御を担います。

適度な増加は健康に寄与します。

②Irisin(アイリシン)

褐色脂肪細胞を活性化し、脂肪燃焼を促進します。

これにより運動が肥満予防に効果的であることが裏付けられます。

③BDNF(脳由来神経栄養因子)

脳の神経保護や認知機能の向上に寄与し、運動が精神的な健康にも好影響を及ぼすことを示しています。

運動を通じてマイオカインが分泌される仕組みは、定期的な身体活動が全身の健康を支える基盤であることを強く示唆しています。

オステオカイン

オステオカイン(Osteokine)は骨組織から分泌される生理活性物質を指し、骨は構造的な役割を超えて内分泌器官として機能し、オステオカインを介してエネルギー代謝や筋肉との連携を調整します。

運動が骨の健康を保ち全身の生理機能に影響を与える上で、オステオカインの役割は極めて重要です。

主なオステオカインは以下が挙げられます。

①Osteocalcin(オステオカルシン)

骨芽細胞から分泌されて血糖値の調整や筋肉機能の向上に寄与します。

運動によってその分泌が促進され、代謝や骨強度の維持に効果を発揮します。

②Sclerostin(スクレロスチン)

骨形成を抑制する因子であり運動不足時に増加します。

一方、運動により減少することで、骨密度の向上が期待されます。

③FGF23(線維芽細胞成長因子23)

リンやビタミンDの代謝を調整し、骨と腎臓の協調に寄与します。

オステオカインは骨が全身の代謝バランスを調整する重要な役割を担っていることを示しており、運動が骨の健康を維持する上で欠かせない要素であることを示唆しています。

マイオカインとオステオカインは密接に連携しており、運動がその架け橋となります。

筋肉から分泌されたマイオカインが骨に作用してオステオカインの産生を促し、逆に骨から放出されたオステオカインが筋肉の機能を高める「筋肉-骨クロストーク」が形成されます。

例えば、アイリシンがオステオカルシンの分泌を刺激することで代謝の改善や骨の強化が実現し、この相互作用は運動が全身の健康に及ぼす総合的な効果を裏付けるものです。

運動は筋肉と骨の健康を維持するだけでなく、代謝や脳機能の向上にも寄与するのだと言う話です。

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