姿勢改善の為の筋力トレーニング

 

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。 

「姿勢改善に筋力トレーニングは必要ですか?」という質問を頂きました、良い質問ですね。 

答えは姿勢改善こそ筋力トレーニングが大切なのです。 

筋力トレーニングは筋肥大や筋力向上だけでなく、姿勢改善にも大きな役割を果たします。 

特に広い関節可動域(ROM)を活用したトレーニングは神経系を刺激し、姿勢の歪みを自然に修正する効果があります。 

姿勢改善における神経系の役割とROMの大きなトレーニングがなぜ有効かは以下の通りです。 

神経系の役割と姿勢  

神経系は姿勢維持の「司令塔」として中枢神経系(脳・脊髄)と末梢神経系が連携し、以下の機能を担います。  

まず感覚情報の統合では、筋紡錘や関節受容器が体の位置を感知し、姿勢の歪み(例:猫背)を脳に伝えます。 

次に運動パターンの学習では誤った姿勢習慣を正しい動作で上書きする神経可塑性が働き、筋の協調性を調整し、拮抗筋(例:胸筋と背筋)のバランスを整えます。 

さらに、姿勢筋の持続的制御で脊柱起立筋や腹横筋等が重力に対抗し、反射的姿勢制御で日常動作の安定性を保ち、これらが姿勢改善の鍵となります。 

広いROMの効果  

①関節可動域の大きなトレーニングは筋肉を全長で刺激し、神経系を活性化します。 

②固有受容器の強化により関節や筋の位置覚が向上し、姿勢制御がより精密になります。  

③神経可塑性を促して正しい姿勢パターンを脳に学習させる。 

④筋バランスも改善し、過緊張の筋をストレッチし、弱化した筋を強化する。 

研究(Schoenfeld, 2010)では、フルROMが筋力や柔軟性の向上に優れ、姿勢の歪み是正に有効とされると発表しています。 

⑤さらにエキセントリック動作(筋が伸びる局面)を意識する事で、筋の長さ維持や関節安定性も高まります。 

以上の理由から姿勢改善を目指すならのエクササイズが最適と言えます。  

スクワットやデッドリフト、ベンチプレス、ラットプルダウン等は股関節や胸椎の可動域を活用して姿勢維持筋群と神経系を刺激し、ダイナミックストレッチは脊柱の柔軟性を高め、バランスドリルは反射制御を強化します。 

エキセントリック動作をゆっくりと行うテンポトレーニングも神経制御と筋バランスの向上に有効です。 

結論  

筋力トレーニングによる姿勢改善には神経系の感覚統合、学習、協調性が不可欠と言え、最大可動域でのトレーニングは固有受容器を刺激し、正しい姿勢パターンを習慣化させ、筋バランスを最適化します。 

何事に於いても手段と目的をしっかりと意識する事が大切なのだと言う話です。  

 

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アル・プラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC  

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