何事も本質は等価交換

 

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

レモンの強烈な酸味はクエン酸が由来なので、「レモン100個分のビタミンC」なんて商品の売り文句は比較対象がおかしいとしか言えません。

レモン1個分のビタミンCを基準にするなら、他の果物、例えばキウイ(1個で約70mg)やパプリカ(100gで約170mg)と比べても特別多いわけではない。

レモンを基準にしたのは、「酸っぱい=体に良さそう」というイメージを利用したマーケティングの巧妙さであって、比較対象がレモンでなければこのようなインパクトは生まれないでしょう。

同様に「30分の運動で120分の有酸素運動効果に匹敵」などと言う表現。

これは一見効率的なエクササイズを謳う魅力的なフレーズですが、運動の「効果」にも、カロリー消費や 心肺機能の向上、 筋力強化、脂肪燃焼等と定義は様々です。

このような効果の定義が曖昧なまま、単純に時間を比較するのは乱暴だと言わざるを得ません。

例えば高強度インターバルトレーニング(HIIT)は、短時間で高い負荷をかけるため、30分のHIITが低強度の120分のウォーキングと同等のカロリー消費や代謝効果を持つ可能性はありますが、運動強度や個人の体力、目的によって結果は大きく異なります。

長時間の低強度運動は脂肪燃焼に優れストレス解消にも効果的な一方、短時間のHIITは心肺機能を効率的に鍛えるが、初心者にはとてつもなく負担が大きく、継続して行えるものではありません。

30分の運動はどんなに頑張っても30分の時間枠でしかなく、効果は条件次第、120分という数字は単なる誇張でしかない場合も多いのです。

これらの表現はイメージや簡便さを優先したマーケティングの典型例であり、具体的な数値(ビタミンCならmg、運動ならkcalや強度など)や条件を吟味し、誇張に惑わされない判断が重要なのだと言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アル・プラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC

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