肩甲骨トラブルの原因

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

代表的な肩甲骨周りのトラブルには背中から浮き上がる「翼状肩甲骨」と、肋骨に張り付いて動かない「固定肩甲骨」があります。

どちらも肩の動きや姿勢に影響し、日常生活で不調を引き起こします。

こうした問題の予防や改善には適度な筋力トレーニングが必須です。

これにより、肩こりや腰痛の軽減、姿勢の改善が期待できます。今回はその理由をわかりやすく解説します。

肩甲骨トラブルの原因

翼状肩甲骨は前鋸筋の弱化や長胸神経の障害が主な原因です。

長時間のデスクワークやスポーツでの外傷、重いリュックサックの使用などが関与します。

一方で固定肩甲骨は大胸筋や小胸筋の過緊張、猫背による胸椎の後弯、肩甲胸郭関節の癒着などが原因。

どちらも筋力のアンバランスや神経筋の協調性低下が問題の根底にあります(Kibler et al., 2013, Journal of the American Academy of Orthopaedic Surgeons)。

適度な筋力トレーニングの重要性

肩甲骨のトラブルを防ぐには胸、背中、肩などの肩甲骨周辺の筋肉をバランスよく鍛える適度な筋力トレーニングが欠かせません。

なぜなら肩甲骨の安定性と可動性は、これらの筋肉の協調性にかかっているからです。

例えば翼状肩甲骨では前鋸筋や僧帽筋の強化が、固定肩甲骨では胸筋のストレッチと背筋の強化が効果的。

適度なトレーニングは筋肉のバランスを整え、神経筋の促通を促し、肩甲骨の正常な動きを回復させます(Cools et al., 2007, American Journal of Sports Medicine)。

肩こり・腰痛・姿勢への効果

適度な筋力トレーニングは肩甲骨のトラブルだけでなく、肩こりや腰痛、姿勢の改善にも効果的です。

肩こりは固定肩甲骨による筋緊張や血流不足が原因で起こりやすく、適切な筋力強化で緩和します(Ludewig et al., 2009, Physical Therapy)。

また肩甲骨の動きが改善すると、胸椎の後弯が減り、猫背が矯正されることで腰への負担も軽減。

姿勢が整うと、全身のバランスが良くなる事で見た目も美しくなります。

どちらが厄介?

翼状肩甲骨と固定肩甲骨、どちらが「たちが悪い」かは状況次第と言えます。

翼状肩甲骨は神経障害が関与すると回復に時間がかかり、スポーツや見た目に影響します。

固定肩甲骨は慢性的な肩こりや首の痛み、頭痛を引き起こし、癒着がある場合は治療が難航することも。

どちらも適度な筋力トレーニングで予防・改善が可能ですが、放置すると二次的な問題(例:腱板損傷や凍結肩)が起こり得ます。

予防と改善のポイント

肩甲骨の健康を保つには日常的な姿勢管理と筋力トレーニングが重要です。

背筋を伸ばしたり定期的に肩を動かす習慣をつけ、デスク環境はモニターを目線の高さに調整し、肩への負担を減らしましょう。

症状が続く場合は整形外科医や理学療法士に相談をしましょう。

自己流の運動は悪化のリスクがあるので、トレーニングジムで適度なトレーニングを継続すれば肩甲骨のトラブルを防ぎ、肩こりや腰痛、姿勢の改善につながります。

快適な毎日を目指して今日から肩甲骨ケアを始めてみませんか?と言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アル・プラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC

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