どんな趣味も自分と向き合う素晴らしい道!

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
「ヨガは他のフィットネスとは一線を画し、自分の内面と向き合う特別なジャンル」――こんなネット記事を目にしたことはありませんか?
確かにヨガのマインドフルネスや呼吸法は心と身体のつながりを深め、素晴らしい効果をもたらします。
しかし筋力トレーニングや他の趣味だって、深く突き詰めれば同じように自分と向き合えるんですよね。
この記事ではヨガ、筋トレ、そしてさまざまな趣味がもたらす「自己探求」の価値をエビデンスを交えてお伝えします。
また特定の活動を過剰に持ち上げて他を下げる姿勢の問題点についても考えます。
筋トレもヨガと同じくらい「内面と向き合う」行為です
筋力トレーニングと聞くと、「筋肉を大きくするだけ」「見た目重視の運動」と思う方もいるかもしれません。
でも実際に筋トレを深く実践している人なら、**マッスルマインドコネクション(筋肉と心のつながり)**という言葉にピンとくるはず。
この概念は、筋肉の収縮や伸展、体のポジションに意識を集中させる事で効果的なトレーニングを実現するものです。
たとえばベンチプレスやスクワットを行う際、以下のような点に意識を向けます
- 対象筋の感覚:どの筋肉が動いているか、効いているかを意識する
- 骨盤や肩甲骨のポジション:正しいフォームでケガを防ぎ、効果を最大化
- 重心の位置:安定感を保ちながら動作をコントロール
- その日のコンディション:疲労や体調に応じて負荷を調整
これってヨガのポーズで呼吸や体のアライメントに意識を向けるプロセスと驚くほど似ていませんか?
筋トレもヨガと同じように「今この瞬間の自分」に深く向き合う行為であって、2020年の研究(Journal of Strength and Conditioning Research)でも、筋トレ中の意識的な筋肉の収縮がパフォーマンス向上に寄与することが示されています。
このように筋トレは単なる肉体強化だけでなく、心と体の対話を深める手段でもあるのです。
どんな趣味も突き詰めれば「自己探求」になる
ヨガや筋トレに限らず、どんな趣味でも深く追求すれ、自分自身と向き合う機会になります。
たとえば:
- 楽器の演奏:ギターやピアノを練習する際、指の動きや音のニュアンスに集中し、自分の感情や表現力を磨きます。
- プラモデル制作:細かなパーツの組み立てや塗装に没頭することで、集中力や忍耐力が養われ、完成時の達成感は自己肯定感を高めます。
- ランニングや登山:自分のペースや呼吸を意識しながら、自然や身体と対話する時間は、ヨガの瞑想にも通じるものがあります。
どの活動も集中して取り組むことで「マインドフルネス」の状態に入り、自己理解を深めるきっかけになります。
心理学の研究(American Psychological Association, 2018)によると、没頭する趣味はストレス軽減や精神的な幸福感を高める効果があるとされており、ヨガだけが特別なわけではなくどんな道を選んでも内面と向き合えるのです。
自分を上げて他人を下げるのはナンセンス
ヨガを称賛する記事が、筋トレや他のフィットネスを暗に軽視する書き方をしているとなんだかモヤモヤしませんか?
「ヨガだけが内面と向き合える」「他の運動は表面的」といった主張はさまざまな活動の価値を認め合う姿勢を損ないます。
たとえば筋トレ愛好者のコミュニティ(Xでの投稿を参照)では、筋トレが自己成長や精神的な強さを育むと語る声が多く見られます。同様にヨガ実践者も心の平穏や自己発見を強調します。
どちらも素晴らしい効果があるのに、なぜ一方を過剰に持ち上げて他を下げる必要があるのでしょうか?
この「自分を上げて他人を下げる」スタンスは対話を狭め、互いの学びを妨げます。
ヨガ、筋トレ、楽器、ものづくり――それぞれの道で努力する人々が尊重し合える文化の方が、ずっと健康的で魅力的ですよね。
まとめ:自分に合った道で、内面と向き合おう
ヨガは素晴らしい。でも筋トレも、楽器も、プラモデルも、どんな趣味だって、突き詰めれば自分自身と向き合う深い体験になります。
大切なのは自分に合った方法を見つけること、そして特定の活動を過剰に持ち上げて他の道を下げるのではなく、互いの価値を認め合う姿勢を持つことです。
みんな違ってみんな良いと言う話です。
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