ラーメンの味がトッピングで変わるように、筋トレも「アタッチメントを変えるだけ」で刺激が劇的に変わります

滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。

「同じメニューばかりで成長が止まった……」、「最近ジムに行くのがつまらない……」そんな停滞(プラトー)を感じたとき、多くの人がやりがちなのが「種目を完全に別のものに変える」ことです。

そのこと自体が間違っている訳でも無いのですが、実は同じ部位を狙ったままアタッチメントやグリップ、角度を少し変えるだけで、驚くほど新鮮な刺激を与えられることをご存知でしょうか?

なぜ変化が必要なのか?~科学的な根拠~筋肉は同じ刺激にすぐに適応します。

これは「Repeated Bout Effect(繰り返し効果)」や神経系の適応によるもので、以下のような研究で繰り返し確認されています。

  • プログレッシブ・オーバーロードが停滞すると筋肥大が止まる(Schoenfeld, 2010
  • トレーニングボリュームは同じでも、運動のバリエーションを加えると筋肥大効果が高まる(Fonseca et al., 2014

つまり、「負荷を増やす」だけでなく「刺激の質を変える」ことも成長に不可欠なのです。

ベテランが言う「メニューはコロコロ変えるな」は正しい?→正しい、ただし…

初心者~中級者の方には「メイン種目は最低6~12週間は固定してやり込む」ことを強くおすすめします。

基礎的な神経適応と技術の習得が最優先だからです。

一方で中級者後半~上級者になると、メイン種目を固定したまま細部で変化をつけるのが最も効果的であることも、近年ではコンセンサスになりつつあります。

実践例:ベンチプレスを12週間固定しつつ、刺激を逃さない方法

  • Week 1-4 標準グリップ+フラットベンチ
  • Week 5-8 スイスバー/ニュートラルグリップ+ラールフロードベンチ
  • Week 9-12 ワイドグリップ+フロアプレス

メイン種目は「ベンチプレス」のままですが、筋肉にかかるベクトルや関節角度が変化し、停滞を防ぎます。変化をつけるメリットまとめ

  1. プラトー(停滞)の打破
  2. 関節への偏ったストレス軽減 → 怪我予防
  3. モチベーションの維持
  4. 長期的により高い筋力・筋量の獲得

最後に

ラーメンにチャーシューを増しにしたり、味玉を追加するだけで別物になるように、筋トレも「ちょっとしたトッピング(変化)」で劇的に味が変わります。

停滞やマンネリを感じたら、ぜひ「種目を捨てる」のではなく「アタッチメントや角度から変えてみる」ことをお試しください。

あなたのトレーニングライフがより長く、より楽しく続くことを願っていますよと言う話です。

滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC 

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